初代理事長のつぶやき(116)岩盤規制

初代理事長のつぶやき

「岩盤規制に穴を開ける」、最近どっかで聞いたことのあるセリフです。2015年12月19日、日本社会福祉士会は各都道府県社会福祉士会宛に通知を出し「社会福祉士が行う成年後見制度の利用に関する相談について」で注意喚起を促しています。
内容は、独立型社会福祉士(職業後見人)に対して、報酬を得ることを目的として申立支援を行うことは、非弁行為または非司行為に抵触するので行わないこと。申立支援と言う用語を用いないことでした。
私たちは、職業後見人ではないので無料の申立支援を控えめながら行なっています。家裁のヒアリングでは、そのことも明らかにします。もっともその数は、取るに足らないものですが、、、。
この問題解決の糸口は、家事事件手続法第22条の但し書きに基づく非弁護士による手続代理人就任だと思います。既に私たちは家裁にその許可を求めて申立をしましたが、まだ突破できていません。これぞ岩盤規制です。(2017.6.6)

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