初代理事長のつぶやき(144)一目惚れ

初代理事長のつぶやき

少し前に、NHKテレビ(バリバラ)をちらっと見ていたら、視力障がい者に向かって、「一目惚れ」ってあるのですかと質問している人がいました。これって変だよね。もしかすると「一目惚れ」の一目の理解不足かな。単純な文字解釈で、意味解釈に至っていないと言うことかな。一目って、もちろん見るも入るけど、視覚だけではない、言葉、雰囲気、ムード、気配、感じ、ボデータッチなどすべてから伝わることじゃないの。

実は、相談職の方に良く言うのです。相手との信頼(ラポール)関係を作るこつは、傾聴、受容、全人格を傾けて語ることではないかと。見た目はその一部に過ぎないと。でも大事なことであることは言うまでもありませんが。後見業務に携わるのもこの辺がスタート(基礎)ではないのか。これからの成年後見制度の運用では、相談、申立、受任の3場面が重要ですよと最高裁家庭局のヒアリングで述べてきました。相談・申立の場面では、社会福祉的にはラポール 法律的にはデュープロセス 経済学的にはテイクオフの考え方が大事ですよと。(2017.9.11)

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