社会福祉士が2755万円着服 刑事告発へ
県社会福祉士会が発表 被後見人5人から
2018年4月27日 佐賀新聞
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極めて残念な報道です。法人後見を実施している法人の責任者(社会福祉士)として二重三重の意味で悔しく思います。
社会福祉士会は法人後見の取り組みに消極的ですが、佐賀県社会福祉士会だけは突出して法人後見に取り組んでいたので関心を持っていました。
横領事件について
その95%以上は、親族後見人です。その結果、第三者後見人が選ばれるようになりました。第三者後見人でも、度々横領事件があります。その結果、チームで対応する法人後見が注目されるようになりました。その法人後見で、今回の事件です。多分、法人後見による横領事件は、全国で初めてではないか。とすると、問題はどのように法人後見を実施していたかです。
・法人が業務を個人に丸投げしていたのではないか
・この程度のやり方では、個人後見を共同で行うのと同じレベルではないか
・私たちは、これを法人後見と呼ばない
真の法人後見には、個人後見より優位性があります。この事件を対岸の火事とせず、自らの法人後見を検証し未然防止策に努めます。(2018.04.28)