初代理事長のつぶやき(109)安心

初代理事長のつぶやき

先日、60歳前後のご夫婦が、某区障害担当の紹介と言うことで一人息子さんのご相談に見えました。息子さんは特別支援学校卒業後、特例子会社に勤務しています。母親には心の病があり、息子さんの将来を思いやっての相談です。これも親亡き後の相談です。ご両親は、既に横浜市後見的支援事業、社協の日常生活自立支援事業、あんしんノート、自立生活アシスタント等周辺施策を検討、活用した上での相談でした。
法人後見受任に裏打ちされたつばさとのつながりを求めた相談、安心を求めた相談であることが痛いほど伝わってきました。
次回は、息子さんを連れてきたいとご両親は言います。成年後見制度の利用は、今ではなさそうですが1年先か5年先そのタイミングはまだ分かりません。しかし、私たちもこのご両親の期待に応えられるよう工夫したいと伝えました。

つばさの事務所に来られた時の母親の強張った顔が、帰りには心なしか和んで見えました。(2017.4.8)

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