つばさでは、これまで法人としては法定後見だけで任意後見には取り組んで行きませんでした。その表向きの理由は、「法定後見だけで精一杯であり余裕がない」からでしたが、本心では任意後見契約を締結しても、多くの場合は任意後見監督人を選任せず任意後見契約を発効させずに、同時に締結する任意契約だけで運用しているという実態に疑問を感じていたからです。しかし、ここへきて法定後見で支援する事例の中で任意後見に取り組む必要性が出てきました。そこで年末の理事会で、こうした場合には例外的に任意後見にも取り組むとした方針を決議しています。(2020.02.05)