平成30年10月11日、70番目の審判書が届きました。10月3日の家裁申立、10月5日の審判、10月11日の送達ですからこの間9日です。最近では、超スピード決着です。
事例は知的障がい者で、後見類型です。申立は親族ですが、弁護士に代理申立を依頼しました。つばさでは、これで弁護士に依頼した代理申立は、6件になりました。
つばさは、これまで法人基本理念に則り資力の乏しい方を中心に受任をしてきましたので、家裁申立は自分たちで工夫して取り組んできました。ところが、最近の相談事例を見ると、少し資力のある方からの身上監護を重視した受任相談が増えています。その場合には、制度利用・家裁申立に慎重を期していますが、弁護士による代理申立が増えてきたのは、それを反映しています。
もっとも逆に、資力が乏しい方からの相談でも、法テラスを利用した家裁申立が散見されるようになりました。いずれにしても、家裁申立について弁護士に相談することが多くなってきました。これが本来の姿だと思うのですが、圧倒的多数はその中間です。今後も自分たちで、工夫しながら家裁申立にチャレンジしていきます。(2018.10.11)