初代理事長のつぶやき(223)目指す姿

初代理事長のつぶやき

横浜市成年後見制度利用促進基本計画素案に対し、つばさから16件の意見を提言しています。
この中で原案に反映させることができなかったひとつに次の一文があります。目指す姿の中の「高齢者や障害者が自分の力を生かしながら」とあるのは「高齢者や障害者が支援を受けながら」とする方が適切ではないか
(理由)
前段で「制度が必要な方の利用が促進されることで」とあるからです。また意思決定支援の考え方を踏まえてです。
このことを巡って、つばさの法人内でも意見が別れました。多分、横浜市の考え方は、社会福祉法の基本理念に基づくものと思われます。これはこれで一理があります。
しかし、障害者(判断の不十分な方)にとって、それは支援付きが前提です。意思決定支援が前提です。「針小棒大」「重箱の隅を突っつく」ような議論と捉えるか、「根本理念」「福祉哲学」と捉えるか、私は後者だと思います。(2018.11.25)

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