初代理事長のつぶやき(69)横浜家庭裁判所 大門 匡さん

初代理事長のつぶやき

2月23日の神奈川新聞2面の下の方に小さな記事を発見しました。21日付最高裁人事で、千葉家裁所長の大門 匡(だいもんたすく)さんが横浜家裁所長に就任したという記事です。「大門 匡」で私にはすぐ分かりました。私が読んだ成年後見制度の最初の本が、大門さん著作の「新成年後見制度の解説」でしたから。今、私の書棚には一問一答「新しい成年後見制度」と言う分厚い大門さんの本も並んでいます。平成23年3月のあの東日本大震災の直後、横浜市はたきがしら一時避難所を設置しました。そこでの生活相談に横浜市社会福祉職OBらが結集、それが縁でその後、法人後見を目指してNPO法人を設置しました。横浜家裁のご理解も得て、平成24年2月から法人基本理念(誰にも等しく権利擁護)実現のために、主として資力の乏しい方々への支援を中心にした法人後見に取り組んでいます。NPO法人としては、横浜で最初の法人後見実施団体です。ここまでは、行政や障がいの関係者からの期待も大きく順調に発展してきています。しかし、ここのところ後見人の横領事件等が度々報道され、沈んだ気持ちになっていました。前から知り合いのような新所長着任で、なんだか元気が戻ってきたような気がします。(2016.03.12)

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